不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

リフォーム業界の社会的存在高める/ジェルコが総会

総会の模様。総会では、リフォーム事業者アンケートの発表や「第15回ジェルコデザインコンテスト全国大会」入賞者の表彰なども行なわれた
「リフォーム業界に対するユーザーニーズはさらに高まっている。会員一丸となって、さらなる研鑽を積む必要がある」などと語った山口慶之助会長

 有限責任中間法人日本増改築産業協会(ジェルコ、会長:山口慶之助氏)は16日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で第7期(2007年10月1日~2008年9月30日)定時総会を開き、同期の事業計画・収支計画案などを承認・可決した。

 当期は、(1)虚偽誇張のない正確なリフォーム情報を生活者に提供する、(2)住宅リフォーム業界の社会的存在意義と生活者の満足度向上をもたらすための技術、知識等の研鑽、業界の遵守基準の策定、(3)生活者保護のための法的環境の整備、行政との協調、(4)生活者の生活の質を高めるための正しいリフォームの啓蒙、などを柱に事業展開していく。また、当期中に、公益社団法人もしくは一般社団法人への組織変更について、方針を決定する。

 総会で挨拶した山口会長は「ユーザーは、悪質リフォームに対し神経過敏になっており、われわれ会員は虚偽誇張のない正確な情報提供に努めなくてはならない。リフォーム業界に対するユーザーニーズはさらに高まっており、会員一丸となってさらなる研鑽を積み、次世代が継いでくれるような業界にしていきたい」などと語った。

 当日は総会に引き続き、「第15回ジェルコデザインコンテスト全国大会」入賞者の表彰や、「リフォーム事業者アンケート調査結果」の発表、リフォーム経営者によるパネルディスカッションなどが行なわれた。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら