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11月の建設工事受注高、2ヵ月連続減少の4兆108億円に/国交省

 国土交通省は11日、平成19年11月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 建設工事受注高は4兆108億円(前年同月比▲1.9%)。うち元請受注高は2兆8,520億円(同6.0%増)、下請受注高も1兆1,588億円(同▲17.2%)と、いずれも先月の増加から再び減少となった。
 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,341億円(同8.8%増)と増加。民間などからの受注高は2兆180億円(同4.8%)となった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は7,688億円(同4.3%増)と、4ヵ月連続の減少から増加に転じた。うち、「国の機関」からは2,552億円(同22.2%増)。「地方の機関」からは5,136億円(同▲2.7%)と25ヵ月連続の減少となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は5,720億円(同12.5%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,792億円(同▲0.9%)と、2ヵ月連続の増加から減少に転じた。


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