（社）全日本不動産協会・（社）不動産保証協会は18日、「ホテルニューオータニ」（東京都千代田区）で新年賀詞交歓会を開催した。
挨拶に立った全日理事長・川口 貢氏は「2008年度の税正改正では土地の売買における登録免許税の特例措置の延長や、200年住宅促進税制の創設など一定の成果を得ることができた。また、07年は(社)全国宅地建物取引業協会連合会、(社)全日本不動産協会、(社)日本住宅建設産業協会とともに賃貸不動産経営管理士制度の設立、資格の統一化を実現したが、今後も不動産市場の健全化・高度化に努めていきたい」と語った。
また、08年度事業の展望として全日独自の住宅ローンアドバイザー制度の設立をあげ、「消費者に安心と安全を与えられる団体となっていきたい」と述べた。