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日経、アジア最大級の展示会「街づくり・流通 ルネサンス2008」3月に開催

記者らに向けた発表会の様子

 日本経済新聞社は16日、未来の街と流通・小売業に向けた最新情報を発信するアジア最大級の総合展示会「街づくり・流通ルネサンス2008」の記者発表会を行なった。

 同展示会は、08年3月に、東京国際展示場「東京ビッグサイト」にて開催される「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「リテールテック・ジャパン」「IC CARD WORLD」「SECURITY SHOW」「フランチャイズ・ショー」の6展示会から構成される総合展示会。街づくりと流通を担う各種設備・機器・サービス、建材・資材、情報システム、防犯・安全管理、ICカード・ICタグなどの最新情報を総合的に発信する。
 1972年の第1回「JAPAN SHOP」開催以来、最大規模となる今年は、3月4日(火)~7日(金)に、「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「リテールテック・ジャパン」「IC CARD WORLD」「SECURITY SHOW」を会場東・西ホールにて行ない、翌週11日(火)~13日(木)に、「フランチャイズ・ショー」を西ホールにて開催する。

 今年は特別企画展として、LEDの製品や最新技術を紹介する「LED Next Stage」、自動販売機の専門展「VENDEX JAPAN」、実用化が進みつつあるICタグ・RFIDを集中展示する「ICタグ2008」などを設ける。
 記者発表にのぞんだ日本経済新聞社・統合事業部部長である盛田明彦氏は、「小売業にとっては、厳しい状況が続いているが、生活者に支持されていくための商業施設や店舗空間というのは、デザイン性が高く、心地のいい空間、健康に配慮した建材や設備、ITを駆使した業務の効率化や顧客への対応、安全で快適なセキュリティなど…これらのポイントが有機的に結びついて生活者を惹きつける魅力的な街づくり、店づくりになってゆくのでは」と同イベントの有効性に触れた。

 現時点での出展社数は、1,297社(3,828小間)で、昨年の来場者は26万4,717人で過去最高だったが、今年はそれを上回る30万人の国内外からの来場者を見込んでいる。 


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