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業界最長の「50年住宅ローン」を開始/スウェーデンハウス、協同住宅ローン

 スウェーデンハウス(株)と協同住宅ローン(株)は7日、同社商品購入者専用の住宅ローンとして、最長50年返済の「ファミリエ50」を導入し、13日より申し込み受け付けを開始すると発表した。

 「ファミリエ50」は、住宅金融支援機構との提携による長期固定型住宅ローン「フラット35」と、固定特約付変動金利型ローン「協住マイホームローン」を借入総額の50%ずつミックスしたもので、「協住マイホームローン」借入部分は融資期間を最長50年(完済時年齢は80歳未満)としている。

 注文住宅購入者の中心を占める若年層は、年収不足により住宅ローンの借入金額が低く抑えられる傾向にあるため、高額で良質・長寿命な住宅の普及が進まない一因となっている。
 そこで、返済期間を最長50年に設定することで借入れ限度額を増やし、月々の返済額を軽減できるようにした。

 利用者は、ゆとりある返済プランを組むことができるうえ、借入可能額は最長35年返済に比べて400~500万円程度増額が可能(年収の8.3倍まで借入可能)。また、長・短金利ミックスでの借入により、固定金利の安心感と低金利時代の変動金利のメリットを享受することができる。さらに、手数料無料の繰上返済を利用することで、総支払利息を減らすなど、ライフステージに応じたさまざまな返済計画が可能となるという。


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