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平成19年の建設工事受注高、前年比0.7%増の52兆7,189億円/国交省調査

 国土交通省は12日、平成19年12月分および平成19年1年間の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 平成19年12月分の建設工事受注高は4兆2,314億円(前年同月比▲2.2%)で、3ヵ月連続の減少となった。うち元請受注高は3兆319億円(同1.2%増)で、2ヵ月連続の増加。下請受注高は、1兆1,995億円(同▲9.8%)と、3ヵ月連続の減少となった。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,625億円(同10.7%増)で2ヵ月連続の増加。民間などからの受注高は2兆1,693億円(同▲2.2%)だった。

 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は8,413億円(同15.2%増)。うち、「国の機関」からは2,968億円で(同30.6%増)、「地方の機関」からは5,445億円(同8.2%増)となった。民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は6,942億円(同▲2.7%)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,806億円(同4.1%増)となった。

 一方、平成19年1年間の建設工事受注高は52兆7,189億円(前年比0.7%増)と、わずかに増加した。うち元請受注高は36兆7,217億円(同2.2%増)、下請受注高は15兆9,972億円(同▲2.5%)であった。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は9兆7,891億円(同▲2.7%)、民間等からの受注高は26兆9,327億円(同4.0%増)であった。

 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、9兆2,265億円(同▲3.6%)。うち「国の機関」からは3兆4,821億円(同▲11.3%)、「地方の機関」からは5兆7,444億円(同▲10.82%)であった。民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は7兆8,455億円(同8.4%増)。土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は3兆7,857億円(同17.3%増)となった。


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