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23区のビル空室率、横ばいの1.7%/IDSS08年1月期調査

 (株)生駒データサービスシステム(IDSS)は14日、2008年1月期の三大都市オフィス市況動向を発表した。

 東京23区の空室率は1.8%(前月比変動なし)、主要5区も1.7%(同変動なし)となった。複数のビルでまとまった面積の空室消化もあったものの、大形空室を抱えて竣工したビルもあったため横ばいとなった。

 Aクラスビルの空室率は1.2%(同変動なし)だったが、Sクラスビルの空室率は1.4%(同0.1ポイントアップ)とわずかに上昇している。

 また、23区と主要5区の平均募集賃料は、それぞれ1万3,810円/坪(同130円アップ)、1万4,510円/坪(同110円アップ)となり、引き続き上昇基調で推移している。

 なお、他都市の空室率は、大阪市5.7%(同変動なし)、名古屋市6.4%(同0.1ポイントアップ)となった。


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