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ベンチマーク・ジャパンを設立、日本市場への本格参入を開始/BHI社

 ベンチマーク・ホスピタリティ・インターナショナル(BHI社)(本社・米国テキサス州ウッドランド、会長兼CEO:Burt Cabanas氏)は28日、1月に(株)テック・アールアンドディス社との合弁会社であるベンチマークテック・コーポレーションの全株式を取得、新たに社名をベンチマーク・ホスピタリティ・インターナショナル・オブ・ジャパン(以下ベンチマーク・ジャパン)(本社・米国デラウェア州、東京事務所・東京都千代田区、COO:高木洋実氏)とし、コンファレンスビジネスへの本格参入を開始すると発表した。

 東京・品川にある「東京コンファレンスセンター・品川」の運営が好調なこと、国内におけるコンファレンスビジネス市場に注目が高まっていることなどから、ベンチマークテック・コーポレーションを完全子会社化。新施設の開業を含め、日本市場への本格参入を開始するもの。

 ベンチマーク・ジャパンでは、2011年に東京臨海副都心有明地域にコンファレンスセンターを、13年には名古屋駅南「ささしまライブ24地区」の再開発地域にコンファレンスセンターおよびホテルの開業を決定している。米国本社で蓄積した会議運営やサービスのノウハウを日本の顧客向けに工夫、コンファレンスビジネスの専門性やコンセプト、ネットワークなどを駆使し、外資系企業や国内企業の総合的なコンファレンス業務のサポートを行なうとともに、日本におけるコンファレンスビジネス概念の確立をめざしていくという。

 BHI社創立者で会長兼CEOのBurt Cabanas氏は、「ベンチマーク本社の擁するノウハウと日本支社の10年以上にわたる地道な開発や運営経験により、今後ベンチマーク・ジャパンは“コンファレンスビジネス概念”をより多くの人に伝えていくだろう」とコメントしている。


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