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箱根と蓼科に直営施設を拡充/四季リゾーツ

 三菱地所(株)の社内ベンチャー制度により設立された(株)四季リゾーツは28日、他社健康保険組合保有の保養所2施設の経営を受託。4月より、直営施設として営業を開始すると発表した。

 新たに直営施設とするのは、「四季倶楽部 箱根和の香」(神奈川県足柄下郡、全12室)と、「四季倶楽部 ステラ蓼科」(長野県茅野市、全16室)。両施設のオープンにより、とくに人気の高い箱根エリアの施設が9(客室数109)となり、年間宿泊者数が10万人を超える見込み。

 同社は、企業保養所を経営受託あるいは賃借し、「四季倶楽部」シリーズとして、企業保養所兼一般利用者向けの泊食分離型ホテルを「365日いつでも1泊朝食付きで5,250円」をコンセプトに展開。これまで開設した直営施設(全22施設・243室)の客室稼動率は年平均約80%、リピート率も50%超、予約希望は一日平均1,000件を超えている。今回の施設拡充で、「四季倶楽部」シリーズは直営24施設、提携84施設となった。


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