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名古屋証券会館跡地の複合ビル、「セントライズ栄」を着工/平和不動産

「セントライズ栄」イメージ

 平和不動産(株)は、名古屋市中区栄3丁目の「名古屋証券ビル」、「名古屋証券会館」の跡地に計画中のビル名称を「セントライズ栄」に決定、8日に着工した。

 同プロジェクトは、栄3丁目地区の活性化のための開発事業の一環として行なうもの。敷地面積1,920.62平方メートル、延床面積1万5,719.82平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上12階地下2階建て。建築家・安藤忠雄氏が参画し、機能性、安全性、環境に配慮したオフィスと、低層部の店舗スペースで構成する。 
 オフィスのファサードのガラスカーテンウォールの外部に「太陽追尾装置付 昼光自動制御型 外部ブラインドシステム」を採用し、夏は日射を遮り、冬は日差しを積極的に取り入れることで、温熱環境の快適性を維持しながら冷暖房の使用を低減させる。また、壁面緑化や屋上緑化にする、雨水の再利用を行なうなど、地球環境対策を積極的に行なうことで、建物の環境性能を評価するシステム「名古屋市建築物環境配慮制度(CASBEE名古屋)」の最高位であるSランクを達成した。

 竣工は2010年2月を予定。


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