日本土地建物(株）は14日、東京都中央区の銀座7丁目で、先進的なオフィスと個性的な住戸を合わせもつ複合建物「(仮称）銀座7丁目プロジェクト」を着工したと発表した。銀座におけるビル事業は同社初。
鉄骨鉄筋コンクリート造地上12階地下1階、塔屋1階のオフィス・住居用ビル。敷地面積は1,280平方メートル、延床面積1万3,038平方メートル。JR「新橋」駅および東京メトロ「銀座」駅徒歩7分。4駅（「銀座」「新橋」「東銀座」「築地市場」）、7路線（JR線、丸の内線、銀座線、日比谷線、都営浅草線、都営大江戸線、ゆりかもめ線）のアクセスが可能で、首都高速入口にも近い、交通至便な地に位置する。
1フロア800平方メートル超。3方向の通りに面する部分はガラスカーテンウォールで統一し、品格のあるファサードとしている。
10階までが事務所、11階と12階が共同住宅フロアとなる予定で、11階のパティオは環境に配備した屋上庭園とし、パティオを囲うようにメゾネット住戸を配する。一部住戸にはガラスブロックを用いた簡易防音室を設け、スタイリッシュでアクティブな都会生活を楽しめる工夫を施す予定。
竣工予定は09年12月。