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住宅地価格、3四半期連続でマイナス/三井不販調査

 三井不動産販売(株)は24日、「第45回リハウス・プライスリサーチ」(2008年7月1日時点)を発表した。同調査は、首都圏の住宅地・既存マンションの価格動向を四半期ごとに定点観測しているもの。

 08年4~6月の四半期変動率は、住宅地価格が▲2.0%(前回調査▲1.9%)、既存マンション価格が▲0.9%(同▲0.4%)と、ともに前期に続き下落傾向。また、07年7月~08年6月の年間変動率は、住宅地が▲4.8%、既存マンションが±0.0%となった。とりわけ東京23区の住宅地が▲9.9%と下落傾向が強く、全体へ影響を及ぼしている。

 地域別の価格変動率をみると、住宅地は東京23区が▲3.5%(同▲3.7%)、東京市部▲2.8%(同▲0.8%)、千葉県▲1.0%(同 ▲1.9%)、埼玉県▲1.4%(同+0.1%)、横浜市・川崎市▲0.9%(同▲2.1%)、神奈川県・その他の市▲0.9%(同▲1.3%)。
 既存マンションは、東京23区▲1.4%(同変動なし)、東京市部0.9%(同+0.1%)、千葉県▲1.6%(同▲0.9%)、埼玉県0.6%(同 +1.0%)、横浜市・川崎市▲0.5%(同▲0.1%)、神奈川県・その他の市+1.7%(同+1.3%)。

 同社は、「今後、エリアによっては、時間差はあるものの、住宅地、既存マンションともに価格調整が進み、価格が安定していく」と分析している。


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