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首都圏の賃貸物件成約数、5ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社ネットワークにおける2008年6月の首都圏賃貸市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、居住用が4万504件(前年同月比▲14.1%)で、前年同月比25ヵ月連続の減少。事業用が4,741件(同▲3.8%)で、8ヵ月連続の減少となった。

 居住用物件の成約数は8,007件(同▲18.3%)と、5ヵ月連続の減少。エリア別では、東京23区3,294件(同▲19.9%)、東京都下597件(同▲16.6%)、神奈川県2,750件(同▲19.0%)、埼玉県861件(同▲20.1%)、千葉県505件(同1.6%増)と、千葉県を除き減少している。
 また、マンション、アパートともに成約数は前年比で減少しているが、中古アパートは特に大きな落ち込みで、成約数が好調の千葉県においても唯一中古アパートのみ、前年比▲9.4%となっている。

 1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,680円(同0.8%増)と4ヵ月連続の上昇。アパートは2,020円(同±0)となった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが10万1,200円(同0.9%増)、アパートは、6万4,600円(同▲0.6%)と、再びマイナスとなった。


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