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中期事業計画を策定、環境に左右されない事業構造をめざす/アパマンショップHD

 (株)アパマンショップホールディングスは13日、中期事業計画(2008年~2011年)を発表した。

 同グループでは、収益構造の最適化を実現させ、外部要因の変化に左右されない事業の確立をめざしていく。
 斡旋事業とプロパティ・マネジメント(PM)事業を核事業と捉えて、安定的な成長と経営基盤を固めるための3ヵ年としている。
 一方、プリンシパル・インベストメント(PI)事業とファンド事業は、状況を鑑みて、拡大路線の計画は見込まない方針。

 具体的には、斡旋事業は、適正な販管費を推進し、斡旋件数の増大と付帯商品サービス販売の強化を行なっていく。PM事業は、管理業務の効率化、適正な販管費を推進、管理物件の入居率向上、付帯サービスの増加を図っていく。PI事業は、不動産情報ネットワークからの良質な情報をビジネス化し、ファンド事業は、家賃収入を維持しながら収益を安定化する方針。

 なお2011年9月期の売上高は845億円、営業利益は50億円を計画している。


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