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アゼルとグローベルス、09年1月の合併で基本合意

 東証1部上場のディベロッパー、(株)アゼルと東証2部上場のディベロッパー、(株)グローベルスは20日、2009年1月下旬をめどに合併することについて基本合意し、合意書を締結した。

 景気の減速感や販売価格の高騰により、一次取得者の購買意欲が低下するなど、新築マンション市場環境が軟調に推移している。その抜本的対策として、合併によるマンション開発・販売体制の強化で企業体力を向上。現在の不動産市況に対応するのが目的。具体的には、両社の主要な事業セグメントであるマンション分譲事業のバリュー・チェーンの強化、事業エリア・商品の相互補完、自社施工ノウハウの活用によるコスト削減などを狙う。

 合併は、売上高・資産・事業規模の大きいアゼルを存続会社とする吸収合併方式で実施。グローベルスの株式に対し、アゼルの株式を割り当てた後、同社は解散、上場廃止となる。11月下旬に、合併契約承認の株主総会を実施し、09年1月下旬の合併をめざす。なお、グローベルス株式に対するアゼル株式の割当比率は、今後協議のうえ決定する。


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