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建基法違反の「六会コンクリート」使用建築物、新たに5物件発覚

 国土交通省はこのほど、横浜市から、六会コンクリート(株)が出荷したレディーミスクトコンクリートが使用された建築基準法違反の建築物5物件についての報告を受けた。

 同社のレディーミスクトコンクリートは、JIS規格で使用が認められていない溶融スラグ骨材が使われているため、これを使用した建築物は建築基準法違反となる。これまでに、神奈川県内の29物件で使用事実を公表している。

 新たに使用が発覚したのは、病院2物件、ファミリーレストラン1物件、戸建住宅2物件。このうち、「戸塚共立リハビリテーション病院新築工事」(横浜市戸塚区)は地上3階躯体の工事で停止しているものの、残りの4物件については完成済みで、戸建住宅1物件を除いて建物が使用(入居)されている。


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