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首都圏の賃貸物件成約数、7ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2008年8月の首都圏賃貸市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、居住用が3万1,659件(前年同月比▲14.0%)で、前年同月比27ヵ月連続の減少。事業用が3,816件(同6.3%増)で、2ヵ月連続の増加となった。

 居住用物件の成約数は5,766件(同▲17.3%)で、7ヵ月連続の減少となった。エリア別では、東京23区2,190件(同▲24.2%)、東京都下413件(同▲14.5%)と、ともに6ヵ月連続で2ケタのマイナス。神奈川県2,211件(同▲11.9%)、埼玉県568件(同▲20.8%)、千葉県384件(同4.3%増)と、千葉県のみ増加した。

 また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,620円(同▲0.8%)と6ヵ月ぶりのマイナス。アパートは2,010円(同▲1.5%)と3ヵ月ぶりにマイナスとなった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが10万800円(同▲1.3%)、アパートは、6万4,900円(同▲0.3%)となった。


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