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三菱地所と良品計画がマンションの共同企画を展開

三菱地所(株)常務執行役員の柴垣 譲氏(左)と、(株)良品計画常務取締役の浅田直熙氏(右)。「暮らしの質を追求」するというコンセプトが合致し、マンション事業共同企画を推進するに至った
「パークハウス 木々 津田沼前原」外観パース

 三菱地所(株)と(株)良品計画(東京都豊島区、代表取締役社長:金井政明氏)は29日、分譲マンション事業において共同企画を展開していくと発表した。

 同企画は、住宅やオフィスビル開発により「住まい」を実現してきた三菱地所と、7,000にのぼる「無印良品」のアイテムで「暮らし」を追求してきた良品計画が、「MUJI VILLAGE」をコンセプトに新しい暮らし方を提案。暮らしの質を高め、長く、世代を超えて受け継がれる理想の集合住宅の実現をめざすというもの。

 同企画の第1弾となるのは、現在建設中の「パークハウス 木々 津田沼前原」(千葉県船橋市、総戸数152戸)。新京成線「前原」駅徒歩6分に位置する地上9階建ての分譲マンション。

 長期間にわたり、耐久性を維持できる高強度の「100年コンクリート」を使用。また、スケルトン・インフィル構造により、設備のメンテナンスと間取りの変更が容易にできる。共用スペースは、リビングルームやライブラリー、ゲストルームなどを用意。ウッドテラスやボードウォークを散歩しながら緑を楽しめるような工夫も施し、緑と建築物、個々の住戸と温かみのあるコミュニティのバランスに配慮する。

 間取りは2LDK~4LDK、専有面積は66~93平方メートル。竣工は09年11月下旬、09年1月頃から販売開始予定。販売価格は未定。


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