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「プロロジスパーク三郷II」竣工式を挙行/プロロジス

「プロロジスパーク三郷IIは最新鋭の施設を導入した埼玉県内で12番目の施設」と語る同社プレジデント兼日本共同CEO・山田御酒氏
「プロロジスパーク三郷II」全体パース

 プロロジスは1日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク三郷II」(埼玉県三郷市)の竣工式を行なった。

 同施設は、JR「新三郷」駅前の旧武蔵野操車場跡地において、三井不動産(株)をはじめとする複数の民間事業者による、大型複合開発「新三郷ららシティ」内に開発されたもので、同開発地区内で初の竣工稼動施設となる。
 
 首都高速道路、東京外環自動車道、常盤自動車道の三郷JCTへ至近であり、東京都心だけでなく首都圏全般へのアクセスに恵まれた立地。また、JR「新三郷」駅から徒歩約10分と、通勤にも至便なことから人材確保の面でも効率的となる。

 建物は、鉄骨鉄筋コンクリート+鉄骨造地上4階建て、敷地面積約3万614平方メートル、延床面積6万1,297平方メートル。
 1階には南北2面に合計60のバースを設置し、倉庫内有効高を6mにするなど、物流効率を最大限まで高める設計となっている。
 また、施設内ではトイレや湯沸し器などに人感センサーによる自動点滅式の照明器具を導入、施設外では屋根面の降雨を雨水貯留層に貯め、植栽の散水に利用するなど、環境に配慮した施設としている。

 竣工式には、三郷市長である木津雅晟氏や、入居が決定しているヤマトロジスティクス(株)代表取締役社長・山内雅喜氏などが出席した。
 施主あいさつにおいて、プロロジスプレジデント兼日本共同CEO・山田御酒氏は、「複合開発地域内でプロロジスパークが稼動するのは、同物件が初。今後も『新三郷ららシティ』の構成員として地域の発展に貢献していきたい」と述べた。

 なお、賃貸部分のうち約4割については、引き続き入居企業を募集している。


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