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件数増も、実施額は大幅減/国交省、平成18年分の増改築・改装等調査結果

 国土交通省は29日、平成18年分の「増改築・改装等調査結果」を発表した。全国の国勢調査区から1,880調査区を無作為抽出し、該当した調査区の建築物をすべて調査した。

 同年の全建築物における工事件数は、32万7,499件(前年比16.6%増)だったが、1件当たりの平均工事実施額は332万円(同▲38.5%)と大幅に減少した。

 このうち住宅の工事件数は、29万3,915件(同16.1%増)。工事内容別では改装等が83%でトップ、構造別では木造が77.2%を占めた。1件当たりの平均工事実施額は301万円(同▲7.9%)だった。

 非住宅の工事件数は、2万9,714件(同21.9%増)と大幅に増加した。工事内容別では「内装の模様替え工事」が41.5%でトップ、以下「屋根・外壁等の塗り替え工事」29.9%、「屋根のふき替え工事」15.2%と続く。1件当たりの平均工事実施額は645万円(同▲76.5%)だった。


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