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「PMO日本橋本町」「野村不動産札幌ビル」を取得/NOF

 野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は30日、「PMO日本橋本町」(東京都中央区)ならびに「野村不動産札幌ビル」(札幌市北区)を取得したと発表した。
 取得価格はそれぞれ50億円、53億円。取得先は、野村不動産(株)。取得予定日は、11月5日。

 「PMO日本橋本町」は、JR線「新日本橋」駅徒歩3分、JR線、東京メトロ銀座線「神田」駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅徒歩4分に立地。鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付き地上9階建てのオフィスビルで、2008年6月に竣工。敷地面積506.16平方メートル、延床面積3,507.37平方メートル。08年11月5日時点のテナント数は1、賃貸事業収入は1億9,600万円、稼働率75%、賃貸可能面積は2,450.06平方メートル。
 複数路線の複数駅が利用可能な立地条件を有しており、新築物件でありること、中規模サイズのオフィスビルでありながら、同社がシリーズ展開する「プレミアム ミッドサイズ オフィス」(PMO)の基本コンセプトに従い、デザイン性、機能性、セキュリティの面で大規模オフィスビルと同等の高いクオリティを備えた高付加価値型オフィスビルであることなどから、取得に至った。
 
 また、「野村不動産札幌ビル」は、JR線「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅徒歩2分に立地する鉄骨造陸屋根地下1階付10階建てのオフィス・店舗ビルで、08年7月竣工。敷地面積1,275.68平方メートル、延床面積9,603.81平方メートル。08年10月30日時点のテナント数は5、賃貸事業収入は3億100万円、稼働率78.7%、賃貸可能面積は6,559.34平方メートル。
 交通利便に優れた立地条件を有するオフィスビルであり、札幌市が指定する「札幌駅北口地区都市景観形成地区」区域内に所在するなど、オフィスビルなどの再開発が進むエリアで更なる発展が期待できることや、札幌市内においては希少性の高い免震構造を採用するなど、高い設備スペックを有しており、事務所やコールセンターなどの幅広いテナントニーズに中長期にわたり安定的に応えることができると判断した。

 今回の2物件の取得により、同投資法人のポートフォリオは48物件、取得価格の合計は3,725億4,800万円となる。


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