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日清紡、宅地分譲事業に参入

 日清紡(株)(東京都中央区、取締役社長:岩下俊士氏)は12日、宅地分譲事業に参入すると発表した。

 同社は、保有する遊休地を活用し、大手流通業者への不動産賃貸等の不動産事業を行なっていたが、地域の要請等に応え、このほど宅地分譲事業に参入、「日清紡浜松工場グランド跡地」と「日清紡針崎工場跡地」をそれぞれ再開発するもの。

 「日清紡浜松工場グランド跡地再開発」(静岡県浜松市)は、敷地面積約9,000平方メートルに戸建住宅用地約6,500平方メートル(35戸程度)を計画する。販売時期は2009年度下期~2011年度上期の予定。
 また、「日清紡針崎工場跡地再開発」(愛知県岡崎市)は、敷地面積約15万7,000平方メートルに、戸建住宅用地約4万2,000平方メートル(225戸程度)、医療用施設用地約2万平方メートル、公共施設用地約3万3,000平方メートル、商業施設用地約970平方メートルを計画する。販売時期は2010年度上期~2013年度下期。

 なお、両事業の売上高(2010~13年)は、総額で約140億円を見込んでいる。


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