三井不動産(株)は12日、北京大学不動産MBAコースに日本の不動産市場の歴史と現状を研究する公開寄付講座を開設したと発表した。
開設期間は2008年10月~09年1月までの全3回。講座名称は「日本の不動産市場と不動産ビジネス」。
同講座は、早稲田大学と北京大学が共同教育を推進するために02年に組織された「早稲田大学-北京大学教育研究共同運営機構」により設置される講座の一つ。
早稲田大学と北京大学の教授陣ならびに同社社員による集中講義・パネルディスカッションで構成されており、学術および実務の両面から日本の不動産市場と不動産ビジネスの実際を検証する。
同社では、日本の不動産市場と不動産ビジネスの歴史と現状を、日中双方の視点から検討することが、中国の不動産市場の発展に資すると判断、寄付講座の開設に至った。