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有料老人ホーム「バーリントンハウス馬事公苑」の耐震性不足が判明/国交省

 国土交通省は12日、東京都世田谷区内の建築物について、耐震性不足が判明したと発表した。

 耐震性不足が指摘されたのは、有料老人ホーム「バーリントンハウス馬事公苑」。
 
 同物件は、確認図書と竣工図書が整合しておらず、耐震性が不足するのではないかとの情報提供を受け、特定行政庁である東京都に通報し、東京都において調査を進めてきたもの。

 各階の高さ、各室の配置、骨組みの位置など、基本的な建築設計のレベルでは概ね一致しているものの、柱、はり、床等の各部材設計のレベルでは、確認図書と多数の不整合があった。

 有料老人ホームの入居者保護については、厚生労働省の所管のもと東京都が指導しており、国土交通省としても、厚生労働省および東京都へ情報提供を行なうなど、密接に連携して対応していく。


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