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10月の近畿圏マンション、平均価格3ヵ月ぶりにダウン/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は13日、2008年10月度の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 同月の新規発売戸数は2,164戸(前年同月比▲18.3%)と2ケタの減少となった。契約率は62.0%(前年同月比▲16.1ポイントダウン)と大幅に悪化した。

 また、1戸当たりの平均価格は3,593万円(同▲16.8%)と3ヵ月ぶりのダウン。1平方メートル当たり単価も46万1,000円(同▲17.8%)で14ヵ月連ぶりのダウンとなった。販売在庫数は、6,034戸(前月末比203戸増)と6,000戸台に乗った。

 即日完売物件は、リバーガーデンシティアリス1期(大阪市此花区、38戸、2,778万円、平均1.5倍、最高11倍)など23物件・166戸。

 なお、11月の発売戸数は2,300戸程度を見込んでいる。


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