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「フラット35」への満足度は横ばい/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、2008年度フラット35利用者アンケート調査(第1回調査)結果を発表した。08年1~3月にフラット35の融資を実行した人を対象に、郵送によりアンケート調査を実施したもの。有効回答は2,518件。

 「フラット35に対する満足度」については、5段階評価で平均3.54と、前回の3.54と横ばいで推移した。「おおいに満足」「やや満足」の合計が多かった項目をみると、「融資額」の60.4%(前回調査:59.1%)がトップ。このほか、「金利水準」31.7%(同:31.0%)、「事務手続き」32.0%(同:31.2%)などの項目で、前回調査より満足度が向上している。

 一方、「フラット35の不満点」については、「申込時金利ではない」が50.8%(同:56.3%)と減ったものの、半数のユーザーが不満と答えた。このほか、「繰上返済の下限が100万円と高い」(27.1%)、「団体信用保険料を金利に含めてほしい」(23.1%)、「融資手続き・審査に時間がかかる」(17.9%)などが多かった。


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