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創業者一族によるMBOで上場廃止へ/三光ソフランHD

 三光ソフランホールディングス(株)は14日、パイン(株)(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:廣瀬佳正氏)から申し入れのあった株式公開買い付けにつき、賛同意見を表明した。

 パインは、三光ソフランHD創業者で代表取締役の高橋誠一氏ほか同氏一族等が全額出資する会社で、今回の買い付けは、創業者一族によるMBO手法による株式非公開化のための取引。

 急激に変化する経営環境に対応し、短期的な業績の変動に捉われずに中長期的な視野で経営できる環境とするには、迅速な意思決定ができる株式の非公開化が最善であると判断したもの。買付予定価格は、1株あたり62円、買付予定数は840万4,000株で、議決権割合で66.7%だが、最終的に同社全株式を取得する予定。

 買付等の期間は、1月15日~2月26日。今回の公開買い付けの結果、現在上場している大阪証券取引所(ヘラクレス市場)の上場廃止基準に該当する場合、所定の手続きを経て上場廃止となる。


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