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分譲マンション事業に注力、増収増益に/和田興産09年2月第3四半期決算

 和田興産(株)は14日、2009年2月第3四半期決算を発表した。

 当期(08年3月1日~11月30日)の売上高は265億1,800万円(前年同期比74.5%増)、営業利益29億2,600万円(同84.6%増)、経常利益22億1,700万円(同109.1%増)、当期純利益6億7,200万円(同12.7%増)となった。

 不動産販売事業の主力事業である分譲マンションにおいては、事業環境が軟調に推移するなか、共同事業の積極的な推進、企画力の向上等に注力したことにより、発売戸数383戸、契約戸数327戸、引渡し戸数494戸、受注残戸数210戸となり、不動産販売事業全体での売上高は44億6,800万円となった。
  
 なお、不動産業界の市況等の悪化により、保有する棚卸資産の時価下落が見込まれることから、「棚卸資産の評価に関する会計基準」を早期に適用。棚卸し資産評価損失として売上原価に1,800万円、特別損失に10億4,200万円を計上している。

 通期については、売上高は360億円、営業利益34億円、経常利益27億円、当期純利益9億7,000万円を見込む。


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