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不動産賃貸事業の営業利益が15%増/住友不動産09年3月期第3四半期決算

 住友不動産(株)は5日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~12月31日)は連結売上高4,861億9,200万円(前年同期比▲3.7%)、営業利益1,058億3,000万円(同▲10.8%)、経常利益827億2,400万円(同▲16.0%)。特別利益として過年度損益修正益など10億円を計上したが、棚卸資産評価損137億円、投資有価証券評価損99億円などを計上したため、当期純利益は333億7,400万円(同▲36.4%)となった。

 主力の不動産賃貸事業は、既存ビルの空室率4.4%(同0.2ポイントアップ)を維持。賃料上昇に加え、新規ビルの通期稼働もあり営業収益2,251億2,300万円(同8.1%増)、営業利益811億4,300万円(同15.4%増)となった。
 不動産販売事業は、マンションを中心に2,541戸(同▲259戸)を計上。営業収益1,111億5,900万円(同▲20.6%)、営業利益186億8,100万円(同▲47.9%)となった。

 なお、通期では連結売上高6,950億円、営業利益1,480億円、経常利益1,130億円、当期純利益520億円を見込む。


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