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JREITの鑑定評価額ベースの資産規模、さらに縮小/東急不動産調査

 東急不動産(株)は15日、「TOREIT四半期報告2009年4月」(09年1~3月期)を発表した。上場JREIT全投資法人の個別物件情報を、四半期ごとに調査・分析しているもの。

 同期のJREIT資産規模は、物件数1,855件(前期1,850件)と増加した。取得金額ベースの資産総額は7兆6,795億円(同7兆6,325億円)も増加したものの、鑑定評価額ベースでは8兆3,829億円(同8兆5,694億円)となり、鑑定評価額ベースでは2期連続の減少となった。

 同期の取得物件は23件、取得金額ベースで1,083億円(同:13件・509億円)、売却は18件・605億円(同6件・131億円)となった。また、取得時の鑑定キャップレート(対象物件22件)は5.2%(同:4.9%・同21件)と2期連続で上昇している。運用時利回り(NOI利回り、対象物件数1,522件)も5.4%(同5.3%・1,418件)と、2期連続の上昇となっている。


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