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投資家の45%が「新規投資に積極的」/JREI調査

 (財)日本不動産研究所(JREI)は21日、「第20回不動産投資家調査結果」を発表した。年金基金、不動産開発業者、格付機関など210社を4月1日付けでアンケート調査。120社から回答を得た。

 「不動産への新規投資意欲に積極的」という回答は45%で、前回調査(08年10月1日時点)より20ポイントもダウンした。逆に「当面、新規投資を控える」との回答は50%(前回調査比14ポイントアップ)まで上昇しており、投資家の投資意欲が低下していることがわかった。

 また、政令指定都市、地方中核都市における標準的規模のAクラスビルの期待利回りは札幌6.7%(同0.5ポイントアップ)、仙台6.7%(同0.5ポイントアップ)、千葉6.7%(同0.4ポイントアップ)、さいたま6.3%(同0.4ポイントアップ)、横浜6.0%(同0.5ポイントアップ)、名古屋6.0%(同0.5ポイントアップ)、大阪5.7%(同0.4ポイントアップ)、神戸6.5%(同0.5ポイントアップ)、広島6.8%(同0.4ポイントアップ)、福岡6.3%(同0.5ポイントアップ)、中核都市8.0%(同0.5ポイントアップ)と、すべてのエリアで上昇した。


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