東急不動産（株）は31日、東京都渋谷区道玄坂にて開発を進めきたオフィスビル「渋谷プレイス」を竣工した。
同物件は、敷地面積493.63平方メートル、延床面積4,445.38平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上10階建塔屋1階建て。
JR、各線「渋谷駅」から徒歩3分の、東京メトロ副都心線の乗り入れや大型再開発により都市基盤整備が進むエリアに立地する。
環境配慮対策に積極的に取り組み、建物南面のガラスカーテンウォールには、断熱性に優れた「Low－E複層ガラス」を採用したほか、屋上・壁面緑化の実施や、空調設備・給排水設備・照明設備に最先端のエネルギー対応機器などの導入により、建物全体で排出されるCO2を年間約17％削減していく。
また、従来のライン天井に比べてレイアウトの自由度が高いグリット天井、高さ100㎜の配線用二重床（フリーアクセスフロア）、非接触型ICカードキーによる24時間対応のセキュリティシステムなどを取り入れた。
なお、竣工時点で全フロア契約済。