不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

労働金庫の住宅ローン新規貸出額が前年度比26.9%増/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、住宅ローンの貸出実績を取りまとめた「平成20年度業態別の住宅ローン新規貸出額と貸出残高」を発表した。

 同調査は、日本銀行統計にて把握できる国内銀行や信用金庫以外の業態について、業界団体の協力を得て四半期ごとに取りまとめているもの。

 それによると、平成20年度の住宅ローン新規貸出額は、19兆4,865億円(前年度比1.2%増)となった。
 そのうち国内銀行は14兆8,443億円(同0.5%増)、信用金庫は1兆6,934億円(同0.7%増)、労働金庫が1兆6,580億円(同26.9%増)となった。

 また、住宅ローンの貸出残高は、178兆5,683億円(同0.2%増)。
 そのうち、国内銀行が100兆6,137億円(構成比56.3%)と100兆円を突破した。また、同機構の直接融資が30兆7,535億円(17.2%)、信用金庫14兆9,728億円(同8.4%)、農業協同組合11兆1,302億円(同6.2%)、労働金庫9兆1,052億円(同5.1%)となった。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら