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アドバンス・レジデンス投資法人と日本レジデンシャル投資法人の合併が決定

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)と日本レジデンシャル投資法人(NRIC)は、6日開催のそれぞれの投資法人役員会で、両社の合併についての基本合意書締結について決定した。

 3月にNRICの資産運用会社パシフィックホールディングス(株)が会社更生法の適用を申請、以来NRICは新スポンサーの選定を進めてきた。今回ADRの資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント(株)とその主要株主である伊藤忠商事(株)が新スポンサー候補に選定され、これに伴いADRとNRICは合併を行なうことが、両投資法人の投資主価値向上に最良の手法である、と判断したもの。

 合併の日程については9月の合併契約締結を予定しているが、合併効力発生日については現時点では未定。合併方式は、ADRを吸収合併存続法人とし、NRICを吸収合併消滅法人とする吸収合併を予定している。
なお投資口の割当比率については、NRICの投資口1口に対し、ADRの投資口0.66を割当交付し、合併により発行する新投資口数については未定としている。

 合併に伴うADRの規約、投資方針、資産運用委託契約およびスポンサー等との契約などの変更の有無および内容については、両投資法人協議のうえ、決定する。


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