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環境・経済性配慮型オフィス「秋葉原クロスゲート」を公開/サンフロンティア不動産

5階の中古オフィス家具付きモデルオフィス
休憩スペースも設置されている屋上庭園

 サンフロンティア不動産(株)、(株)オフィスバスターズ、コマニー(株)、(株)リンクゲートアドバイザーズは、合同で手がけた環境・経済性配慮型オフィス【E+E Office】プロジェクトの第1号案件「秋葉原クロスゲート」を、6、7日に一般企業・マスコミ関係者向けに公開した。

 同プロジェクトは、テナント募集中の中古ビルに、中古オフィス家具やパーティション(間仕切)をあらかじめ設置したモデルオフィスを用意し、テナントにそのまま貸し出すというもの。

 「秋葉原クロスゲート」は、1973年竣工の旧耐震ビルであったが、サンフロンティア不動産(株)が耐震工事を含む全面的なリニューアル工事などの「リプランニング」を実施。屋上緑化をはじめ、電気料金削減のための空調設備・照明設備の更新、水道使用料金削減のため省エネ型衛生機器の標準装備、光熱費の削減のためのLow-E複層ガラスの採用など、環境に配慮する工夫をこらし、再生したもの。

 本プロジェクトでは、サンフロンティア不動産(株)が、同社が未・低稼働ビルを高収益ビルとして再生・再活用する「リプランニング」を提供、(株)オフィスバスターズ、コマニー(株)が、中古オフィス家具、パーティションを提供、(株)リンクゲートアドバイザーズがオフィス居抜き流通市場「そのまんまオフィス!」のサイトを運営する。

 「秋葉原クロスゲート」では、パーティション(間仕切)、中古オフィス家具が設置されている5階部分をモデルオフィスとして募集する。今回、パーティション設置・廃棄などの入退去時の内装設置工事・原状復旧工事は原則として行なわず、コスト削減と環境配慮の両方を実現する。


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