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「環境配慮型すまいガイドライン」策定、首都圏マンションから導入/東京建物

「Brillia 越谷レイクタウン」外観

 東京建物(株)は2日、「環境配慮型すまいガイドライン」を策定し、今秋販売予定の「Brillia(ブリリア)越谷レイクタウン」(埼玉県越谷市、総戸数228戸)を始め、首都圏で新規に販売するマンション「Brillia」に順次対応していくことを発表した。

 住宅の緑化推進や省エネルギー機器の導入を図ってきた同社が、住宅への環境配慮をいっそう強化するため、これまで実施してきた住宅の環境対策を体系化、ガイドラインとして策定したもの。(1)みどり溢れる「グリーン&クールマンション」、(2)自然エネルギーを生かしたCO2削減、(3)エネルギーと緑のライフサイクルマネジメントをコンセプトとしている。

 今後、ガイドラインに沿った施策を首都圏の新規販売マンションで具現化するとともに、省エネやCO2削減効果などを数値として物件のパンフレット等でわかりやすく表示していく。

 なお、「Brillia 越谷レイクタウン」は、JR武蔵野線「越谷レイクタウン」駅徒歩1分、鉄筋コンクリート造地上14階建て、敷地面積5,388.72平方メートル。
 1階には、共用開放廊下に沿って植栽を施すとともに、中央部には中庭を設置。一部住戸のバルコニー手すり部分には、床から天井部分にかけ木目調の縦格子を設置し、日差しと視線を遮ることで、空調負荷の軽減を図る。また住民のエコへの関心を高めるため、環境に関する各種イベントも企画するなど、環境への取組みを行なう予定。
 間取りは専有面積68.32平方メートル(3LDK)~97.26平方メートル(4LDK)。販売は2009年10月、竣工は10年12月上旬を予定している。


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