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「Marunouchi BRICK SQUARE」オープニングセレモニーを実施/三菱地所

テープカットの様子。左から三菱一号館美術館館長・高橋明也氏、丸の内商店会会長・加藤 譲氏、中村獅童氏、三菱地所(株)取締役社長・木村惠司氏、(株)トゥモローランド代表取締役・佐々木啓之氏

 三菱地所(株)および三菱地所ビルマネジメント(株)は3日、「丸の内パークビルディング」内の商業ゾーン「Marunouchi BRICK SQUARE(丸の内ブリックスクエア)」および「三菱一号館」のオープニングセレモニーを開催した。

 同プロジェクトは約1万1,900平方メートルの敷地内に「丸の内パークビルディング」および「三菱一号館」を建設したもので、同社が東京・丸の内再構築第2ステージの第1弾として開発を進めてきたもの。
 「丸の内パークビルディング」は鉄骨造および鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階地上34階建て。事務所および店舗などで構成され、今回オープンした「Marunouchi BRICK SQUARE」には、36店舗が出店した。
 「三菱一号館」は煉瓦組積造地下1階地上3階建て。1894(明治27)年に竣工した同名の建物を復元したもので、美術館および店舗となる。
  
 今回のオープニングセレモニーでは、「三菱一号館」にちなみ、日本の伝統芸能である歌舞伎俳優の中村獅童氏が明治時代の衣装で登場。テープカットに参加した。

 主催者あいさつにおいて同社取締役社長の木村惠司氏は「東京・丸の内再構築の第2ステージでは、広がりと深まりを持たせていきたい。特に三菱一号館については忠実にこだわりを持って復元した。今後は回遊性も増すので丸の内に足しげく通ってもらいたい」と語った。


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