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インターネット物件検索後、58%のユーザーが実際に問合せ/RSC調査

 不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)は17日、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果を発表した。同調査は、同協議会サイトおよび会員サイト上で一般消費者向けに実施したオープン型調査。調査期間は2009年3月18日~5月19日で、有効回答者数は1,274人(不動産情報サイトでの物件検索経験者)。

 「インターネットでの物件検索後、実際に不動産会社に問合せしましたか?」の問いでは、58.4%のユーザーが実際に不動産会社に問合せたと回答。前年と比較し、6.2ポイント低下する結果となった。

 「問合せた不動産会社数は?」の問いでは、「2社」が最も多く28.8%となった。次いで「3社」が23.8%、「1社」が22.3%。平均は「2.9社」で、前年と比較し0.7社減少する結果となった。

 「不動産会社への問合せ方法は?」の問いでは、「メール」が最も多く69.1%となった。売買のほうが賃貸よりメール利用が多いが、ともに前年比は減少。一方、「電話」利用が増加し、特に売買では前年比4.9ポイント増の55.8%となった。

 「不動産会社を訪問後、物件の契約をされましたか?」の問いでは、72.5%(前年比0.5ポイント増)のユーザーが契約に到達したと回答。

 「不動産情報を調べるために利用するサイト数は?」の問いでは、「特定サイト1つ」のみ利用が37.5%で、前年比5.3ポイント増加。携帯サイトに至っては「特定のサイト1つ」のみの利用が71.4%を占めた。


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