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新築戸建成約数、前年同月比2ヵ月連続減/アットホーム調査

 不動産総合サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける8月の首都圏売物件の市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、新築戸建てが4,038件(前年同月比▲58.3%)となり、前年同月比で11ヵ月連続のマイナス。中古戸建ても694件(同 ▲37.0%)と同じく11ヵ月連続のマイナス。中古マンションは987件(同▲43.7%)と14ヵ月連続のマイナスとなった。

 物件成約数は、新築戸建てが1,118件(同▲18.6%)と、2ヵ月連続の減少となった。中古戸建ては178件(同▲29.6%)と4ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは334件(同▲30.4%)と13ヵ月連続のマイナス。所在地別では、東京都112件(同▲42.6%)、神奈川県139件(同 ▲19.7%)、埼玉県53件(同▲24.3%)、千葉県30件(同▲28.6%)。

 平均成約価格は、新築戸建てが1戸当たり3,164万円(同▲13.6%)と12ヵ月連続のマイナス、中古戸建ては同2,229万円(同▲24.4%)と7ヵ月連続のマイナスとなり、いずれも3ヵ月連続で過去最低を更新した。中古マンションは、1平方メートル当たり30万1,800円(同▲13.9%)と10ヵ月連続のマイナス。1戸当たりも1,881万円(同▲14.9%)と9ヵ月連続のマイナスとなった。


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