ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は18日、2009年9月期決算を発表した。
当期(2009年4月1日~2009年9月30日)の営業収益は215億2,400万円(前期比3.9%増)、営業利益は100億5,400万円(同1.0%増)、経常利益は85億500万円(同0.9%増)、当期純利益85億400万円(同0.9%増)、1口当たり分配金1万9,198円となった。
当期は、保有物件の機能の維持・向上のための適切なリニューアル工事実施による建物設備等の充実、および精力的な新規テナント誘致活動等の取組みにより、競争力の維持・向上に努めた。また、三菱UFJ銀行本店ビル敷地(東京都千代田区、移転価格:7億2,998万4,000円)に係る未利用容積の利用権の移転取引を実施し、収益の維持に努めた。
また、新たな物件の取得は行なっておらず、当期末時点での同投資法人が保有するポートフォリオ数はオフィスビル55物件、総賃貸可能面積51万6,421平方メートル、テナント総数977、入居率93.3%(前期末入居率95.5%)。
なお、総資産有利子負債比率(LTV)は39.1%となった。
次期(09年10月1日~10年3月31日)について、営業収益は216億6,400万円、営業利益は102億1,000万円、経常利益、当期純利益はいずれも84億7,000万円、1口当たり分配金は1万7,320円と予想している。