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「従来の不動産業のビジネスモデルとは異なった方策を」/日管協・三好会長が明海大で講演

学生に向かって熱弁をふるう(財)日本賃貸住宅管理協会会長の三好 修氏

 (財)日本賃貸住宅管理協会会長の三好 修氏は18日、明海大学(千葉県浦安市)の不動産学部「集合住宅管理論講座」(齊藤広子教授)で、特別講演を行なった。

 三好氏は、「求められる住宅が、量からストックの質へと転換しているなか、これまでの不動産業のあり方ではユーザーニーズの変化や社会の要請に対応できない。例えば賃貸管理業においては、賃貸住宅の管理を通じて相続相談など資産管理を手がけるなど、従来のビジネスモデルとは異なった方策を模索していく必要がある」などと話した。

 また、これから社会に出ていく学生に対し、「仕事を楽しむためにも、仕事をするということはどういうことなのかをつきつめて考えてほしい。また、人と同じことをやっていてもだめ。人とは異なったことや工夫をしてほしい」などエールを送った。


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