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首都圏の分譲マンション賃料、前月比2.4%上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは21日、6月の三大都市圏・主要都市別における「分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社のデータべースに登録された分譲マンションの「月別募集賃料」を行政区単位に集計・算出し、平方メートル単位に換算したもの。

 同月の首都圏の平均賃料は2,480円(前月比2.4%増)と、連続して上昇した。前年同月(2,610円)と比較すると依然マイナスでの推移が続いているものの、年初来の下落傾向から脱する兆しが見え始めた。
 
 地域別では、東京都が3,040円(同1.7%増)と3ヵ月ぶりに3,000円台を回復。埼玉県では平均築年数の若返りにより1,639円(同3.7%増)と大幅な上昇となった。一方、神奈川県は2,038円(同0.0%)、千葉県は1,573円(同▲0.1%)と横ばいで推移した。

 また、近畿圏の平均賃料は、大阪府と兵庫県の築浅物件の増加により1,685円(同4.3%増)と大幅に上昇。地域別では大阪府1,775円(同2.4%増)、兵庫県1,620円(同4.8%増)となった。
 中部圏の平均賃料は1,525円(同1.0%増)。

 なお、詳細は同社ホームページ内PDFを参照のこと。


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