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マンション売上計上戸数激減、営業利益43%減/東京建物10年12月期第2四半期決算

 東京建物(株)は30日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)の連結営業収益は814億3,300万円(前年同期比▲44.9%)、営業利益89億1,300万円(同▲43.3%)、経常利益38億9,700万円(同▲64.9%)、四半期純利益16億500万円(同▲25.7%)と大幅な減収減益。

 セグメント別では、賃貸事業が空室率の上昇、SPCを活用した収益ビル等への投資配当収益の減少などで営業収益は270億円4,000万円(同▲7.0%)、営業利益は89億6,700万円(同▲17.5%)。分譲事業では、マンション売上計上戸数が620戸(同▲63.4%)となるなど営業収益379億 4,900万円(同▲61.3%)、営業損失2億6,300万円(前年同期:営業利益91億8,800万円)となった。なお、現在販売中の分譲マンション等におけるたな卸資産評価損は3億4,800万円(同:47億1,700万円)の計上にとどまった。

 通期では、営業収益2,000億円、営業利益260億円、経常利益150億円、当期純利益60億円を見込んでいる。


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