不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

定期借地権付マンション「パークコート神楽坂」が完成/三井不動産レジデンシャルほか

「パークコート神楽坂」、「赤城神社」外観

 三井不動産レジデンシャル(株)と宗教法人赤城神社は20日、定期借地権付きマンション「パークコート神楽坂」(東京都新宿区、総戸数78戸)および「赤城神社」新社殿(東京都新宿区)の完成見学会を行なった。

 同マンションは、 東京メトロ東西線「神楽坂」駅徒歩2分の高台に立地。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上6階地下1階建て、敷地面積4,069.23平方メートル、延床面積9,975.76平方メートル。700年超の歴史を持つ「赤城神社」の建替事業「赤城神社再生プロジェクト」と一体で開発したもの。宗教法人 赤城神社から期間約70年で土地を借り上げ、定期借地権付で分譲を行なった。

 「パークコート神楽坂」、「赤城神社」ともに、設計監修に建築家の隈 研吾氏を起用、マンションの外観には白木の連子格子や大和張りを採用し境内の雰囲気に溶け込むデザインとした。
 また、神楽坂という歴史のあるエリアであることから、シニア層を購入者のターゲットに設定。東京女子医科大学病院と提携し、「かかりつけ医」と「予防医学」を併用し入居者の健康管理をサポートしていくサービスを取り入れている。
 
 同マンションの1階には、カフェや地域貢献施設、地下にはコンサートや講演会、婚礼披露宴などのできる参集殿(ホール)も設置する。

 分譲住戸の専有面積43.22~117平方メートル。販売価格は4,800万~1億3,000万円程度。販売状況はすでに1住戸を残すのみでほぼ完売。

 建物竣工は8月末、入居開始は9月下旬入居の予定。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら