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09年度住宅ローン新規貸出額は19兆2,525億円/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構は18日、「業態別住宅ローンの新規貸出額・貸出残高の推移(平成元年度~平成21年度第4四半期)」の調査結果を発表した。各機関への照会や日銀の統計資料などを集計(一部推計)し、住宅ローンの新規貸出額および貸出残高をまとめたもの。

 それによると、09年度の住宅ローン新規貸出額は総合計19兆2,525億円(前年度比▲2.3%)となった。うち国内銀行は75%を占め、14兆1,595億円(同▲4.6%)。労働金庫は8.9%を占め1兆6,775億円(同1.2%増)となり、住宅金融支援機構(買取債権)は5.4%を占め1兆127億円(同47.9%増)と大きく伸びた。

 一方、09年度の住宅ローン貸出残高(期末残)は、総合計179兆7,097億円(同▲1.6%)で、うち国内銀行は58.2%を占め、101兆5,246億円(同1%増)、住宅金融支援機構(買取債権)は4兆540億円(同23.4%増)となった。


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