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複合商業施設「コピス吉祥寺」、15日にオープン/三菱商事都市開発ほか

大型複合商業施設「コピス吉祥寺」の外観。「coppice」は英語で、“小さな森・雑木林”を意味する。
5階に設けたギャラリースペース。芸術文化の発信やアーティストの発掘を目的に、芸術支援活動を展開。美大生や若手アーティストの作品などを展示する。
3階には親子で楽しめる店舗が出店、子供の遊び場スペースも設けた。

 三菱商事都市開発(株)は15日、JR中央線「吉祥寺」駅前の大型複合商業施設「coppice(コピス)吉祥寺」(東京都武蔵野市)を開業する。 (財)武蔵野市開発公社などが所有する「F&Fビル」(旧・伊勢丹吉祥寺店)を改修したもの。

 “吉祥寺スタイル・コミュニティ”をコンセプトに、地域住民が気軽に立ち寄れる時間消費型・滞在型商業施設と位置付けている。地上7階地下1階建てのA館と地上8階地下1階建てのB館からなり、敷地面積は約6,200平方メートル、延床面積は約4万6,000平方メートル。

 店舗は、“武蔵野ライフスタイル”と“吉祥寺トレンド”をキーワードに109店を展開。20~30歳代前半のファミリー層とその親の3世代をターゲットにしている。
 地下1階には大型スーパーマーケットを中心に、食料品やスイーツ、生活雑貨店が、1~2階にはファッションブランド店や服飾雑貨店などが出店する。3階には親子で楽しめる店舗やサービス、オーガニックカフェ、遊び場スペースを設けた。4~8階には売場面積が約1,000坪の書店、アウトドアショップ、インテリアショップ、リラクゼーション店舗など大型専門店が出店するほか、関東エリア初出店となる「キャラパーク吉祥寺」((株)キディランド)が出店する。

 また、芸術文化の発信やアーティストの発掘を目的に、美大生および若手アーティストの作品展示や作品のオークション販売するほか、クラフト作品を展示・販売するイベントを毎月開催する。

 なお、総工費、来場者数・売上見込みなどは、非開示。


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