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日本橋再生計画、情報発信強化の取組みをスタート/三井不動産

「日本橋案内所」イメージパース

 三井不動産(株)は20日、「日本橋再生計画」の一環として、日本橋地域の情報発信を強化する取組みを始めると発表。三越・髙島屋などの百貨店や老舗店舗、まちづくり組織などと連携し、各種イベント、店舗情報、観光スポットなど幅広い情報を、インフォメーションセンター、フリーペーパー、WEBの3つの媒体で発信していく。

 10月28日にオープンする「COREDO室町インフォメーション 日本橋案内所」(東京都中央区、COREDO室町地下1階)は、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越」駅とJR総武線快速「新日本橋」駅に直結。日本橋地域の「まちの案内所」としてコンシェルジュが常駐、老舗店舗、観光スポット、イベントなどの情報をタイムリーに提供する。また、日本橋の老舗商品が一堂に会する「老舗屋台」コーナー、カフェスペースも設置し、まちめぐりの拠点として利用できる施設をめざす。

 日本橋地域のフリーペーパー「日本橋ごよみ」は、10月20日創刊。来街者をターゲットにした回遊ツールとなるほか、季節の話題や日本橋の逸品の紹介、老舗店舗へのインタビューなどを掲載する。発行は毎月20日、部数は3万部を予定しており、日本橋案内所、三越、髙島屋、COREDO日本橋ほかで配布する。

 また、2005年より運営している「まち日本橋」(http://www.nihonbashi-tokyo.jp)を10月20日にリニューアルオープン。フリーペーパーとのコンテンツ連動やTwitter機能を導入し、まちの魅力、歴史などの情報を拡充するとともに、老舗店舗スタッフのリアルタイムな情報提供を行なっていく。


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