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賃貸不動産業の第一線で輝く女性「ワーキングウーマン」10名を表彰/日管協

「若い女性が『不動産業界で働きたい』と思えるような環境づくりを推進していきたい」と話す、北澤委員長
アメリカから駆けつけた田中氏は「日本の女性が素晴らしい活躍をしていることを嬉しく思う」と祝辞を述べた
表彰式の様子

 (財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会(委員長:北澤艶子氏)は26日、レディース委員会全国大会を明治記念館(東京都港区)で開催。「(財)日管協 ワーキングウーマン2010」の表彰を行なった。

 同表彰は、賃貸不動産業の第一線で華やかに光り輝いている女性にスポットライトを当てることによって、業界全体で働く女性たちを支えるとともに、活躍の場をよりいっそう広げ、盛り上げていくことを目的に09年に創設したもの。(1)10年以上、誠実・勤勉に賃貸不動産業界に勤務、(2)営業成績が良い、もしくは会社貢献度が高い、(3)仕事と家庭や子育てを両立し、前向きに業務に励んでいる、(4)協会活動に精力的に参加し、業界のレベルアップ、賃貸住宅市場の健全化に貢献、のいずれかに当てはまる会員企業で働く女性スタッフを選出、10名を表彰した。

 表彰式の冒頭で、北澤委員長は「アメリカでは女性の地位が確立されつつあるが、日本もいずれはそうなるはず。今回表彰された方々をはじめ、レディース委員会に所属する皆さんは、真面目で真摯な態度で業務に取り組んでいる。新卒の女性に『不動産業界で働きたい』と思ってもらえるような業界にするため、ただひたすらその思いを胸にこれまで頑張ってきたが、こうした女性が増えてきたことで、業界の未来は明るいと強く思う。これからますます、女性が活躍できて伸び伸びと働ける場をつくっていきたい」と語った。

 また、アメリカで不動産業を営む田中和代氏は「ここにいる皆さんが受賞者だと思う。日本の女性がこんなにも素晴らしい活躍をしていることが非常に嬉しい」と祝辞を述べた。

 なお、全国大会では、本部と北海道・東北・九州・沖縄各ブロックの活動を報告。ワーキングウーマン受賞者によるパネル討論会を実施したほか、「相続税増税時代に対応する資産運用!~自宅が危ない!!~」をテーマに、税理士法人タクトコンサルティング代表・税理士の本郷 尚氏が記念講演を開催。その後、95名が参加してのクリスマスパーティが行なわれた。


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