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東京都心連続開業の第1弾「アパホテル<日本橋浜町駅南>」開業/アパホテル

「アパホテル<日本橋浜町駅南>」開業披露式典テープカットの様子
「都心でのホテル供給棟数第1位をめざしたい」と話すアパグループ代表の元谷 外志雄氏(写真右)とアパホテル(株)代表の元谷 芙美子氏(写真左)

 アパホテル(株)は21日、「アパホテル<日本橋浜町駅南>」(東京都中央区、客室数159室)を開業、同日開業披露式典を執り行なった。

 同ホテルは、アパグループが2010年4月1日より始動した中期5ヵ年計画「SUMMIT5」の第1弾。同計画では日本の中心である皇居を取り巻く東京都心3区(千代田区、港区、中央区)を中心にホテル保有棟数NO.1をめざし設計・建築を進めている。

 都営新宿線「浜町」駅徒歩6分、都営浅草線・東京メトロ日比谷線「人形町」駅、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅からも徒歩圏内と交通至便なエリアに位置。鉄骨造・一部鉄筋鉄骨コンクリート造、地上11階建て。外観デザインは隅田川沿いの景観を生かし、南東角面にルーバー、その上に丸窓を配置し、インパクトのあるものとした。屋上には熱交換塗料を塗布、客室や共用廊下の照明器具の一部に電球型LEDを採用するなどエコへの取組みも充実させた。

 また、今回アパホテルで初めて自動精算機を導入し、宿泊客の精算時におけるフロントの待ち時間短縮、人員の業務の最適化を図る。

 客室は全159室のうち、シングル137室、セミダブル20室、デラックスツイン1室、トリプル1室で、シングルの料金は1万1,000~1万2,000円(税サ込)。なお、11年3月末まで開業記念特別料金として、シングルに6,800円(税サ込)で宿泊できる。

 式典の挨拶で同グループ代表の元谷 外志雄氏は「当社の投資基準を満たす開発を今後も積極的に進めていく方針であり、特に地方の4倍の投資効果を持つ都心において200室前後の規模のホテル開発に力を入れていきたい」などと述べた。


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