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横ばいの地域が19から30になるなど、値動きに停滞感/東京カンテイ「中古マンション価格天気図」

 (株)東京カンテイは22日、2010年11月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合を「晴れ」、下落傾向にある場合を「雨」としている。

 前月と比較し、価格の下落傾向を示す「雨」のマークが前月の9から10、「小雨」が10から12、「曇」が12から9、「薄日」が11から10、「晴れ」が5から6になった。
 前月に比べて天気が改善した地域は7(前月14)に半減。横ばいの地域が30(同19)、悪化した地域が10(同14)と、停滞感を示す結果となった。

 首都圏では、東京都で0.3%、埼玉県では0.2%とわずかに下落したが、おおむね横ばいで推移。近畿圏では和歌山県を除き横ばいで、上昇基調から安定基調への変化している。中部圏では愛知県で前月比0.9%上昇したものの、静岡県や三重県では下落傾向が見られた。岐阜県は上昇したものの、前月の大きな下落の反動と見られ全体には弱含んでいる。


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